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kiryuブログ -仙台在住鹿島ファン-

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新星の輝き

「これ、ダイレクトで撃ったのが良かったですね~」

エンヂーニョのリーグ初ゴールが決まった時、倉敷さんの実況が聞こえた気がした。
イジョンスの正確なフィードからのこぼれ球だったけど、位置関係を考えるとこれまでの鹿島のサッカーに
見慣れている感覚としては、シュートだとしてもボールをトラップして、GKを確認してシュート。
結果はファーにボールがそれるか、GKの手に収まるか、というところだった。

ところがエンヂーニョはダイレクトで撃ったからね-。迷わず。
ダイレクトで撃つには技術が必要な場面だと思うけど、しっかり枠の中へ飛ばした。
同じコースにボールが飛んでいたとしても、トラップしてシュートならキーパーの手の中に
収まっていただろうね。



後半の2点目もしびれた。
PA内でアツトからのボールを受けると、くるりと反転。
この時点で「おおおお。。。」 ゴールまで数メートルの距離なのに、センターサークル付近で
プレーしているように力み無く反転しちゃうのね。。。
そして俺的にポイントだったのは、シュートを撃つまでの時間の使い方!

一瞬なのでテレビではわからないかもしれないけど、遠藤は反転してからシュートを撃つまでに
ニア、ファー、ニアとディフェンスに対して3度コースを変えてる。
最初ニアを狙った時には、GKはニアに重心置き気味だった。何より、目前のDFがしっかりと
ニアをカバーするポジションを取っていて、コースは無かった。
そこで今度はファーへ撃つフェイントをかけた事でGKは体重移動し、目前のDFはコースを
消すために右足を出したんだよね。この瞬間!!!!!!!
目前のDFは足を上げたことで、ニア側の腰の部分にボール一個分コースが開いた!!!
そこを突いたね。。。最終的にはノールックでニアにボールを送り込んだ。
ものすごいゴールだよ。

結果、ボールはポストに当たって、GKが押し込む形になったわけだけど、あれはもう本当に
センチメートル、ミリメートル単位での精度の話。
あと1cmずらしていたら、目前のDFの逆足に当たってしまっていただろうな。



新しい才能との出会いだね。
高い技術を誇る鹿島のメンバーの中にあって、こんなゴールを決められる選手はブラジル人を含めても居ないよ。
アレックス・ミネイロが市原戦でカウンターから決めたゴールを思い出すな。
ウソツキの輝きだ。

ゴール前でのスルーとパスの連続から野沢のシュートが惜しくも枠を外れたシーンは
右サイドで異様なほどのボールキープを見せた遠藤のプレーから始まっていたね。
遠藤の周りでDFがダンスしているようなシーンだった。

あと、遠藤のシュートは近・中・長問わず、かなり高い確率で枠に行っている気がする。
ショットオンゴールの数値が知りたい。

遠藤は客を呼べる。
観る者の感性を刺激できるからね。
早くあいつにボールを渡せよ!!!って思えるって幸せだな。

すごい事だ。
鹿島には本山が居て、彼とポジションを争うべく獲得し活躍していたフェリペガブリエルが居る。
その両者が長期離脱した時に、そこで希に見る才能が輝きだした。
安定した活躍という段階まで行けるかはわからないけど、大きな希望を持ってスタジアム行くことが
できるからね。


そして、もう一人鹿島にとっての新星が。
若い選手ではないけど、4節にしてリーグ初先発を果たしたイジョンス。

なんと言えばいいのかな。。。
いつ以来かわからないくらい久しぶりに、「CB居る」と感じながら試合を観ることができるというか。。。

ゴールは強烈だったなーー。
でも、ゴール・通常のプレーを含めて思うのは頑張って無いよね。
うおりゃーーーー!!!とか、どりゃーーー!!とか、ふんがーーーーーー!!!とか。
無縁だね。

頑張って無いってのは手を抜いているのとは違って、
必要だと考える事を必要な分だけやっているような印象。

ミスはあるけど、動じない。
ここが一番印象的だったポイントかなーーーーーー。
たまにミスってたんだけど、平気な顔してフォローしてるんだよね。
まるでミスなんて無かったみたい。
最初に書いた「CBが居る」という感覚は、この部分が大きいのだと思う。
岩政の場合はミスがあった場合は自己弁護という感じだけど。。。

監督は試合後に伊野波からイジョンスにシフトする理由を問われて「格が違う」と説明したんだね。
これはショッキングなコメントではあるけど、否定できないものがある。
伊野波も岩政もいい選手。でも、それ以上では無いのが現状だと思う。

鹿島はここ数年、失点数はリーグ最低クラスをキープしているわけだけど、
試合を観ている立場で言うと、CBの力で失点を防いでいるという実感は無い。
あくまでもチーム戦術としていくつものフィルターをかけ、多大な労力を払って
リスクを削りとった結果でボールを奪い取ってる印象。
もちろんそれが”チーム戦術”なのだから、その戦術の中で力を発揮している事には
意味がある。

でも、時にチーム戦術が機能しない瞬間であり、時間であり、試合であり、時期がある。
その時、一人で、あるいはGKと二人の関係で何ができるのか。
イジョンスはそういったところでの力を評価されているのだろうし、
そこを評価されているからこそ「格が違う」と評されるのだろうね。

岩政にせよ、伊野波にせよ、現段階での俺の感覚では国内クラスを出るものではない。
インターナショナルクラスと評するにはかなり実力に開きがあると感じてる。
その点、まだ数試合しか観ていない段階ではあるけど、イジョンスは
インターナショナルクラスの片鱗を感じる。
いずれにせよ、これから厳しい試合が続く中で彼の力、善し悪しはもっと鮮明に
見えてくるんじゃないかなと思う。

山形戦はこの二人の印象が強すぎて、他はあまり記憶にないや。
苦しんでいる選手が居るときは力になってあげたいとは思うけど、
押しつけるような形にはあまりしたくないな、とも思った試合ではあった。
まぁいつものことではあるのだけどね。



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鹿島 | コメント:3 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

前半終わった時点ではイ・ジョンスのゴールの印象が一番だったかな。
その前のCKでもボールに上手く会わせていたから、ゴールの予感が会った。
ヘディングシュートは飛んでくるボールとのタイミングが第一でまさにゴールした場面は上手くそのタイミングを作り出している。
久々にスカットするようなセットプレーからの得点を見た感じ。
そういう点では岩政よりも上ですね。岩政の場合「あ、クリアしちゃった」ってのが多いからなぁ(笑)
いずれにしても去年まではセットプレーからのゴールが少ないっていう問題があって、これが今年は改善されそうです。
相手DFにセットプレー与えちゃいけないという意識を持たせられれば流れからのゴールも増えて来る。
あと、イ・ジョンスにはボールを奪い返した瞬間すっと自分でボール持って前へすっと出ていく所にセンスを感じるね。

遠藤はとにかくゴールの意識が高いのが良い。
いや、むしろ世界のサッカー見れば当たり前のタイミングで当たり前にシュートしてるだけなんだけど、日本の選手ではそれが出来ない選手が多いからね。
ところで、2点目のシーンだけど、あの場面「フェイント」は掛けていないと思うよ(笑)
一歩中へ入った事でDFがポジション修正をするために逆を取られたというところで、アレックス・ミネイロとか世界の名手だと体のちょっとした動きとか視線とかでまさに相手DFを動かしてしまうけど、そこまでの動きではないですね。
まあ、とにかくあそこはボールを受けようと走り込むと決めた時点でフィニッシュで終わるというのをイメージしていてそしてその通りにやり遂げた結果のゴールという点で非常に高い評価が出来る。
守備ではまだまだミスが多いけど、今は攻撃場面でここだと思った時に思い切ってゴール狙うプレーを続けていれば良いと思うよ。
一試合で5回もそういうプレーしていれば1点や2点は取れるだけのプレーの高さは持っている。
2010-03-29 Mon 00:11 | URL | オルフェ #OgLgIpj6[ 編集]
遠藤の2点目、まぁ確かに明確なフェイントの動作をしているわけじゃないのですが、顔の向きと体勢がファーを示していると思います。
顔を伏せているので、おそらく視線はニアをみたままだと思いますが。。。

まぁでもアレックスミネイロは言い過ぎですけどねw
彼の名古屋戦のゴールは自分の中では伝説です。
2010-03-30 Tue 01:07 | URL | kiryu #-[ 編集]
まあ、ありゃ左利きだからあの体勢からでも腰を廻してニアに蹴れるってことじゃないかな。
DFから見れば、あそこでもっと前へ詰めれなかったのが敗因で、逆に言えばそういう余裕を持たせずシュートに持っていった動作の一連の流れが相手に勝っているわけで、それをやり遂げている所に価値がある。
結果として仮に相手DFにシュートがあたってしまったとしても、セカンドチャンスが生まれる可能性が高いプレーであって、そういう観点からでも大正解ですよ。
最近メッシが相手DFがコースを狭めていようが強引にドリブルからシュート打ってる場面を良く見るけどそういう強引さもサッカーには必要でしょう。
メッシの場合はドリブルの時の非常に細かいステップが相手DFを固まらせてしまうという崩しがあっての次のプレーである。
崩された瞬間相手守備選手は動揺するわけで、ならその動揺が収まらないうちにシュートすれば結構決まるってのはセオリーだと思うよ。
2010-03-30 Tue 21:34 | URL | オルフェ #OgLgIpj6[ 編集]

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